株式会社エンブルーは、「PV EXPO 太陽光発電展」で、太陽光発電事業者向けの革新的な2つのソリューションを披露する。太陽光発電所の盗難対策ソリューション「ソラシールド」と、管理業務の効率化と発電量の最大化を目指したDXツール「Solamirume(ソラミルメ)」である。自社で全国約200箇所の太陽光発電所を運営する経験を活かした、発電事業者目線での実効性ある提案が大きな強みである。

実体験から生まれたソリューション

エンブルーは、多数の太陽光発電所を運営する中で、盗難リスクや煩雑な管理業務、そして発電量が十分か簡単に判断できない課題に直面してきた。既存のソリューションによってそうした課題を解消する限界を感じ、全く新しい製品を自ら新規開発することを決意。「ソラシールド」と「ソラミルメ」は、こうした実体験を基に、発電事業者の役に立つことを第一に考えて生まれたソリューションである。

盗難対策ソリューション「ソラシールド」

「ソラシールド」は、どんな太陽光発電所にも盗難対策を一律低価格で提供するソリューションである。具体的には、ケーブルの囲い設置による物理的な保護(ブロック施工)と、一般的に使われる銅ケーブルに比べて安価なアルミケーブルへの交換(チェンジ施工)を、発電所毎の地理的条件や設置環境に合わせて使い分けることで全ての太陽光発電所への対応を可能にする。全国の発電所を一律価格で請け負えるため、複数の地方に多数の発電所を持つ事業者にとってワンストップで盗難対策を実現できることも大きな魅力となる。盗難被害を未然に防ぐ信頼性の高い対策で盗難リスクから発電事業者を解放する。

DXツール「ソラミルメ」で発電量を最大化

一方、「ソラミルメ」は、発電所の発電量を最大化するためのDXツールである。複数メーカーの遠隔監視システムを一元管理し、発電量のモニタリング作業の効率化や発電ロスの見える化を実現。モニタリングする担当者の工数削減にもつながる。気象衛星データや設置条件を基に算出した発電量期待値と実際の発電量を比較し、効率的な運営をサポートする。これまでは、複数の遠隔監視システムをモニタリングする手間や、発電ロスに気づけないという課題があった。担当者は「課題を一目で把握し、迅速な対応が可能」と説明する。

展示会での期待

今回の展示会は、エンブルーにとって「ソラシールド」と「ソラミルメ」を広く発信する絶好の機会だ。「2つのソリューションは、発電事業者である弊社が、自社発電所を管理する上での課題解消のために開発した自信作。今回の展示会を通じて全国のできるだけ多くの発電事業者に届けたい。」と代表取締役 三浦洋之氏は話す。発電事業者が直面する具体的な課題に対応する実用的なソリューションであり、展示会での紹介を通じて、さらなる認知拡大が期待される。(文:落合平八郎広報事務所)

会社名:株式会社エンブルー
代表者:代表取締役 三浦 洋之
設立 :2013年7月
事業内容:再生可能エネルギーによる発電事業およびその運営・管理業務など

アルミ製ケーブルとソラシールドブロックの施工(参考事例)

ソラミルメの特徴。管理業務を効率化し発電量を最大化するDXツール

同社は全国約200箇所の発電所を所有、管理。発電者目線で課題解決の提案が強みである

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