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森林巡視自動報告書作成システム”TreeScope”
森林クレジットの創出において、大きなハードルの一つが森林の最小単位ごとに巡視報告書を作成する作業です。クレジット創出可能な森林では、二酸化炭素吸収を目的とした森林管理の施業計画を立て、それに基づいて吸収量を算定します。この際、森林の成長予測カーブに基づいた調査を行い、吸収量およびクレジット量を決定します。しかし、その決定には、すべての最小単位の森林で巡視報告書を作成し、適切な管理が行われたことを証明する必要があります。
最小単位の森林は平均で0.5haです。つまり、100haのプロジェクトであれば200か所にわたる巡視が必要となります。これら200か所すべてについて、いつ、誰が、森林のどの位置からどの方向に向かって写真を撮影したかを詳細に記録した巡視報告書が必要です。この作業が完了して初めて、吸収量が正式に認められる仕組みです。
このような手間のかかる作業を自動化するために、新しいシステムを開発しました。このシステムを使うことで、従来の20倍のスピードで巡視報告書を作成することが可能となり、効率的に森林クレジットの創出を進めることができます。
Product Category : Decarbonisation
Target Users : Material/Chemical Manufacturer, Manufacturer, Government Office/Municipality
languages : Japanese, English
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